スキーヤーなら、ぜひ夏にもゲレンデ滑走に挑戦!?
お手持ちのスキー用ブーツ・ストックがあれば、
それを使用する事も可能。
グラススキー(キャタピラ)を装着し、
スキーとはひと味違った進み方やスピード感を楽しめます。
グラススキーは、ヨーロッパでスキーのトレーニング用として開発され普及し、
また、その独自の滑走感覚を楽しむスポーツとしても定着してきました。
用具としては、ブーツ、ストックはスキーと同じものを使用し、スキー板の代わりにキャタピラ状のローラーをブーツに装着し、
芝生のゲレンデを滑走します。ヨーロッパでは、牧場などでも滑走するようです。
滑走感覚は、スキーのように、横ズラシができないため、ローラースケートやインラインスケートの感覚の方に近いと思います。
スキーは雪のゲレンデを滑走しますが、グラススキーは芝生や草のコースを滑走するので横滑りやつるつる滑る感覚がありません。
滑るというよりも、キャタピラに足を付けて下りてくるという感じです。
グラススキーはスキーと違い、横にずらすことができませんのでスキーのように急停止ができません。
そのため、一番の違いは止まり方だと思います。
また、グラススキーのゲレンデはスキー場の初級者コースを使用します。
初級者コースといっても、グラススキーでは、斜度が急に感じられ、スピード感も増します。
グラススキー(キャタピラ)・ブーツ・ストックの3点が必要になります。
ブーツとストックはスキーのものを使うので、ご自身でお持ちのスキーブーツ・ストックが利用できます。
また、グラススキーのレンタルは、初級者から上級者、競技用まで用意してあります。
服装は、転倒したときに汚れても良い服装で、長袖・長ズボンをおすすめします。できれば、手袋もご用意ください。
グラススキーの特徴からすると、初心者には難しく感じられますが、かえってスキーの中・上級者の方が難しく感じられると思います。
それはグラススキーの最大の特徴の「横ずらしができない」というところがポイントになります。
初心者にとってはその横ずれがないため、簡単に登れたり方向転換がしやすく、ある一定の方向にしかグラススキーが滑らないので感覚がつかみやすいのです。
当然、バランス感覚は必要になります。スキー以上に転ぶ回数は多くなると思いますが、上達の度合いはスキーより早いようです。